革の風合いを生かしたナチュラルなラインと、2次、3次と加工を施し、デザイン化されたラインとの2極化はより顕著になっている。
●カラー
茶系のバリエーションとグレー
茶色のバリエーションが増えている。ダークグレー、グレーブラウン、チャコールなど。またワイン系も登場。さらに、今春夏のトレンドとして期待のかかる、グレーベースも秋冬の打出しを行っている。例えばコーラルピンクにグレーを混ぜることで、華やかな中にも落ち着きがある、そんな印象の仕上がりに。微妙な色だしが注目を集めそうだ。
●仕上げ・加工
アンティーク調や民族調が主流
「単純な加工だけでは勝負できない」という声も聞かれるように、より手の込んだ、デザイン化されたものが目立つ。
主流となっているのはアンティーク調や民族調で、温かみのある雰囲気に仕上げている。
毛糸や生地などの雑材と革を組み合わせ、異素材とのコラボレーションで新しいクラフト感覚を打出しているのものある。毛付革のレーザーカットや、シュリンク加工なども多く見られた。
ナチュラルラインでは、昨シーズンの流れを受け、ソフト感と透明感が重要視されている。キップなど、革らしいものが主流であり、タンニンなめしの割合がますます増えている。
注目は毛足ものの刺しゅう加工
ボア、ファー、ムートン、モヘアなど、温かみのある素材が一つのポイントに。また、モヘアに刺しゅうを施すなど、モヘアものの加工にも注目したい。
スエード調にも手を加え、型押しやパンチングで新しさを打ち出している。
さらにはプリントものも目立つ。トレンドのイームズ柄を意識したデザインが多く、タイルなどのモチーフも。
ストレッチ素材もブーツ用の打ち出しとして豊富なバリエーション展開がなされている。
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「富田興業」裏表の別のプリントで表現 |
「富田興業」ヌメの染料染めに毛糸を縫いつけアンティークな仕上がりに |
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「ストック小島」 ハ虫類はマット系で表現 |
「ストック小島」 |
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「藤田商店」 |
「藤田商店」 ジョッキータイプも注目 |
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「神戸レザークロス」 ムートンがトレンドに |
「神戸レザークロス」 モヘアを刺しゅうで華やかに |
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「神戸レザークロス」 イームズ系の柄モチーフが目立つ |
「神戸レザークロス」 パンチング×型押し |
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