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接客のための椅子は、もともと同じ脚の長さだったものを子供用に切って短くした。手前のケースにオリジナルインソールが収納されている |
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売場面積40坪の店内は、中央のレジを囲うように、入り口からスポーツ用品、靴と配置され、その商品量は4対1。接客用の椅子6脚に、足の計測器まである。年間売上げは1億円を越えており、前年比10%以上増で伸びている。その半分を靴で稼ぐという。
靴の商品構成はスポーツブランドの競技用をはじめ、ウォーキングで「ヨネックス」「ミズノ」「アシックス」、レディス中心のコンフォートでは「フィンコンフォート」「ガンター」「バベーネ」など。コンフォートが靴の3分の1を占める。お洒落な靴よりもはき心地を重視したラインナップ。 |
注目したいのはブロックオリジナル。コンフォートの半分はオリジナルである。シューズ、スニーカー、ショートブーツ、ハイカットスニーカー、キッズ、ベビーのの6モデルで10色もそろう。価格は婦人もので2万9000円から。足の弱い部分を補いながらコンディションを整える機能があり、試しばきをすると、“サポーター”のような感触。軽くても安定感があるのが特徴でぐらぐらしない。「最近は踵が細い人が増えているので、それに合った木型を開発しています」。
同店のモットーは「お客さんにとってなぜこの靴がいいのかを、短いアドバイスと、短い時間で理解して頂くこと」という。計測やフィッティングにゆっくりと時間をかける一般のコンフォート店とここが違う。 |
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短時間での接客に役立つフットプリンター |
村田由一マネージャー(左)、スタッフの伊藤寛之さん、栗原舞さん。由一さんはバレーとスノーボードのコーチや選手のバックアップも手がける。「スタッフにはスポーツの技術とセンスを持つ人を集めています」 |
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そのためのさまざまな工夫がある。オリジナルの「フットプリンター」による計測はその一つ。裸足の足裏をプリントし、その間約30秒。
「以前は手作業で測っていたが、この方が情報量が多い」。購入履歴などを記入し、顧客名簿として使っている。足の状態をタイプ別に説明したパネルを用意しているのもわかりやすい。
「うちのおもてなしは、フォーマルからスポーツまでTPOに合わせた商品を、ストライクゾーンに球を投げるように、お客さんの欲求に合わせて提案すること」。
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