
凝った手仕事のデザインを楽しむ
実用性から考えたら、ここまで凝った作りのバッグは要らない。また、シーズンのファッショントレンドを追ったバッグでもない。しかし、根強いファンを持つのがカッシーナ(東京・足立区、TEL03・5613・2370)のバッグである。オリジナル「ボナ・フォルトゥーナ」のコンセプトは、「手仕事のデザインを楽しむ」というものだ。
ものづくりは95年頃からスタートした。元バッグメーカーのデザイナーだった柏崎栄子社長(写真)が、これまで取引関係のあった小売店からもう一度バッグを作ってもらうよう求められ、個人的な関係から作り始めた。これが広がり、99年に会社を設立、現在、バッグ専門店やブティックなど300店舗の取引先を持つ。
商品は多彩な素材、カラーを使うが、それ以上に作りに凝った、創造的なデザインで、まったく新しいイメージのバッグを見せてくれる。
これまで企画したデザインは700型に及ぶ。その型紙のすべてがストックされており、売場の要望に応じていつでもつくることができるのも当社の特徴だ。オーダー受注も受けており、ストラップの長さ調整やポケットを新たに付けるなど細かい対応をしている。
3年前から靴も展開している。「靴はバッグのコーディネイト商品としてデザインしている。価格ではなく、こだわりで買われている」(柏崎社長)。
靴は30デザインあり、バッグと同じコザージュをサンダルに載せるなど、他にはないようなデザインを打ち出す。
バッグ3万3000〜4000円、靴2万円前後が中心上代。
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