
ウィンドウもこだわりをもって

スタッフのみなさん

カジュアルからドレスまで扱う

世界の名靴も充実
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高級品への転換が、多くの支持を得る売場に
同店に転機が訪れたのは01年。それまでは他と変わらない昔ながらの靴店だった。国産メーカーの倒産が続き、取引先が少なくなってきた。
「うちもリーズナブルな価格帯の靴店にしようかとずいぶん悩みました。しかしそれでは大手チェーンの売場と変わらない。やはりうち独自の道を行くしかないと思って、現在の靴のセレクトショップのような方向へ進みました」。
変えた当時は回りの知り合いやお客さんも心配し、その変化についてこられないお客さんや従業員は去っていった。1年くらいは売上げも低迷状態が続いた。「トンネルの中を走っている状態だったが、決して消極的にならないように心がけた」と振りかえる。
2年後から快進撃は始まった。03年の売上げは前年比130%、今年はさらにアップ。3月には前年比200%を弾き出した。
「来年はどうなるかわかりません。これに甘えることなく、自分の思っていることを追求していけば、まだまだ伸びると思います」。
週1回、少ない時でも月1回、時間のあるときには、お店のスタッフたちと事務所で簡単なコンパを行う。そこでは、生き方や商売の話など、さまざまな"フィロソフィー"(哲学)が飛び交うという。
クインクラシコのキャッチフレーズは"男がちらっと見る男"。
「日本の男をおしゃれにしたいと思っています。30代、40代の男性が元気を出さないとだめです」。
当面の目標はこの店を年商2億5000万円にすること。そして、08年までには8店舗展開、年商20億円を目標としている。
(ジャーナリスト・浅原孝子)
クインクラシコ= 神戸市中央区北長狭通2-31-69
TEL 078・331・3510 |