今月の記事 ピックアップ   2004.9
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トップセラーズ分析



7月下旬〜8月上旬取材

シューズ
●取材店 レシピエ代官山店 バークレー丸の内 シューズサロン・アカクラ目黒店 SPC新宿ブルバード店

カットの浅いポインテッド――低寸が主流


「ルビー&ケイキ」(オリジナル)¥18,900

「アカクラ」(アカクラ)\17,640

「サクシード」(オリジナル)¥14,175
マットなメタリック 
「メタリックやラインストーン使いのキラキラしたサンダル」(SPC)、「メタリックは秋冬も継続」(レシピエ)など、人気が定着した感のあるメタリックカラー。秋冬にかけては、つや消しのマットな質感が増えそう。

ポインテッドが継続 
 ラウンドトウが出てくると言われたわりには、売場での大きな流れにはなっていない。依然としてポインテッドトウの人気が根強く残っている。
「売れ筋はカットが浅めで低寸のポインテッド」(レシピエ)、「秋の立ち上がりはポインテッドだが、次第にラウンドトウを投入していく。ヒールも秋冬に向けて、5〜7pのやや高寸になっていく」(バークレー)。

プレーンなブーツ 
 近年の「秋物への飛びつきが早い」(バークレー)という傾向から、ブーツもすでに動き始めている。「今年はルーズフィットよりストレートライン」(レシピエ)、「今後はパンツにも合わせられるショート丈が動いてきそう」(バークレー)。秋に向けて、足にフィットするシンプルなブーツへの需要が高まりそうだ。
 素材は「まだ動きは少ないがスエードが良さそう」(レシピエ)という見方も。


「バークレー」(オリジナル)¥19,740
「ビバリーフェルドマン」(インポート)¥24,150


●取材店 銀座タニザワ玉川店 新盛堂本店 エル渋谷店 アージュ・ヴェールアオヤマ

光り物で個性的なバッグに注目スポーツバッグも強い


「ティー・リサ」(イタリア)¥11,550

「サック」(サック)¥6,195

「三洋a.s.a.」(三洋)¥10,290
キラキラした付属
 スワロフスキーの飾りが入ったバックルやビョウ使いなど、キラキラと光った付属品のバッグが人気となっている。
 「ヤングミセスやミセス層にクリスタルや金具使いがはやっている。この秋はさらにそれらがエスカレートしそう」(銀座タニザワ)。「若い層に、メタルバッグやメタリック系が人気」(エル)。グレードの違いはあるものの、ティーンにもミセスにもメタリックなものが流行している。

個性的なバッグ
 「同じような雰囲気のバッグにはもう飽きられているようで、ちょっと違ったものがよく動く」(銀座タニザワ)。あまり個性的すぎても顧客が限られるが、ほどよいくらいの個性が感じられるバッグは女性に支持を得ている。
 「個性的なバッグでも、かわいさがあるデザインが好まれる」(アージュ・ヴェール)。全体に小ぶりのバッグがよく、肩からかけられる小型ショルダーや、チェーンバッグなどが伸びている。これは、カジュアルスタイルでもエレガントテイストが求められているためと考えられる。

スポーツタイプ
 若い層にはスポーツバッグが好調だ。「コンバースのスポーツバッグは限定商品が次から次に出ているので、継続して人気がある」(新盛堂)。「コンバース、アディダス、プーマなど、スポーツラインはここ3年、よく動いている」(エル)。なかでも、限定商品に人気があり、オリジナルのカラーや素材に注目が寄せられる。さらに、スポーツタイプのなかでも、若い層に影響力のあるブランドが「ジューシークチュール」。これは2万6250円という価格でも、欲しがる人が多い。

「ビー・ジュエルド」(プリンセストラヤ)
¥19,950
「ジューシークチュール」(インポート)¥26,250