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靴の基礎知識 3 より |
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普段、なにげなく使っている靴用語で、間違って使われているものがあります。英語表記の読み間違いや、製品の商標名をそのまま他の商品にも使っているケースなどもあります。また、同じような範ちゅうの言葉でも、その内容は明確に分けられる言葉もあります。 ●ワイズ⇒ウイズ(width) 足の踏み付け部の幅のことを「ウイズ」といい、足幅を表す「ワイズ」は誤用。同じ部分の回りサイズはガース(gieth)(足囲)という。 ●トゥー(トゥ)⇒トウ(toe) 爪先、靴の甲先をトウと表記する。靴のトウ・デザインにはその形状から、大きくスクエアトウ、ポインテッドトウ、オブリークトウ、ラウンドトウに分かれる。トゥーまたはトゥと書くのは間違い。 ●トング⇒ソング(thong) ソングとは鼻緒または鼻緒サンダルのこと。鼻緒の付いたサンダルをソングサンダルという。 ●ニー・ハイ・ブーツ⇒オーバーニー・ブーツ(over knee boots) ![]() ●エスパドリュー⇒エスパドリーユ(erpadrille) フランスからスペインにかけてはかれた、甲が布や麻製のサンダル。エスパドリーユが正式な名称。エスパドリエとも呼ばれ、エスパドリューは間違い。 ●マジックテープ⇒面ファスナー 留め具として広く使われている2枚のパイル状の織物。「マジックテープ」という言葉が一般的に使われているが、「マジックテープ」はクラレの登録商標。一般的な呼び方は「面ファスナー」という。「ベルクロ(Velcro)」という表現もあるが、こちらはオランダ・ベルクロ社の製品についてのみいう。 二つの言葉の使い分け ●皮と革 動物からはいだ、鞣(なめ)す前の状態は「皮」、鞣すと「革」になる。 ●人工皮革と合成皮革 革と類似の組織構造を持ち、靴などに使われる人工材料の一つが人工皮革と合成皮革。 「人工皮革」はランダム3次元立体構造をもつ繊維層(不織布製の基布)と連続微細多孔構造の高分子物質の層を持つ革類似物を指す。一方の「合成皮革」は、編布や織布などの基布に、革のぎん面層に相当する表面層を多孔質高分子物質で構成させたもの。 ほかにビニールレザーは編布や織布の上にポリ塩化ビニール製のぎん面のような模様のある層を形成させたもの。 ●足と脚 「足」とはくるぶしから下の部分。英語では「foot」。一方「脚」は大腿部からくるぶしまでの部分。英語では「leg」。 ●防水性と撥水性 水を吸収、浸透することを防止する機能が「防水性」。表面全体をコーティングなどして水の浸入を防ぐ働きがある。一方、材料の表面が水をはじく機能が「撥水性」。織物や革の繊維そのものに撥水加工するために、繊維同士の間の空間はのこり、ここからの水の浸透を完全に防ぐことは出来ない 続きは本誌に。購入はこちら |
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