粗利率1ポイントは
売上げの3ポイントに匹敵
――店舗のスクラップも落ち着き、売上げが微減〜横ばいから微増に移行しつつあるようにみえるが。
舟橋 当社は80年代後半のバブル期までに売上高2000億円、総店舗数1800店舗規模まで膨らんだ。バブル崩壊で方向転換を図ったもののコンパクトにするには大変な努力と時間が掛かる。いわば超肥満体質を筋肉質にするのが難しいということだ。現状では微増収・中増益の継続的な達成を当面の課題とするが、まだ肥満体に近い。
――前期から今期上半期にかけての販売状況は?
舟橋 昨夏は上代2900円のメンズサンダルの出足が好調とみるや、迅速な対応で商品を確保し、集中的な販売で成功した。しかし秋冬になると様相は一変。台風、大雨、地震といった相次ぐ天災の影響で非常に厳しい状況だった。特に12月のダメージが大きく結果的に取り戻せていない。年明けの1月は雪寒地用シューズの需要が好調で若干盛り返した。
今第1四半期は3月こそ天候不順で悪かったが4、5月は前年並みで2ケタの増益を果たした。6、7月は前年を上回っており回復基調にある。
戦略として取り組んでいるのがPB(プライベートブランド)の強化などによる粗利率の向上だ。上昇幅は年率1〜1・5ポイントを目標にしているが、その分売上げが下がったら元の木阿弥になる。粗利率1ポイントが売上げの3ポイントに匹敵することから、売上げの減少を2ポイントまでに抑えることが重要になってくる。 |


新業態「エリカ」の店頭
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