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第33回ISF&第2回ジャパン シュー エキスポ、日本グランドシューズコレクション(神戸CS展)より
07春夏 レディスシューズトレンド
トレンドアイテムにもはき心地が求められている
06年12月号では06年春夏レディスのトレンドとなる5つの要素を挙げた。「厚めのソール」「つやを抑えたエナメル」「生地使いのアッパー」「絵柄のあるウエッジソール」「足首に結ぶヒモやストラップ」である。2回目の今号でも引き続き、4つの要素を挙げて春夏トレンドを紹介する。

 革ヒモや太めの糸を大きな針で縫ったようなディテールが、さまざまなタイプの靴に取り入れられている。目の粗い素朴なステッチワークが高寸ヒールタイプにもカジュアルな雰囲気を添える。
「テラプラナ」(ユーロパシフィックジャパン) 「モードカオリ」(ABE)
「ガボール」(ハヤシゴ)


06秋冬はトレンドカラーになったものの、色づかいの多様化などから黒をベースカラーにした商品が少なくなっていた。そうした背景もあり、春夏商品としての黒はとても新鮮な印象を与える。
「ミス・エル・ファイア」(ユーロパシフィックジャパン) 「ミス・エル・ファイア」(ユーロパシフィックジャパン)
「ポー」(スタディー)

 
 ファッション性とはき心地を兼ね備えたこのタイプは、今後も売場の人気商品であり続けるだろう。ここ数シーズン人気のバレエシューズタイプも、さらに豊富なバリエーションで登場している。
「フィーフィー」(ダニュウ) 「ゴーラ」(ユーロパシフィックジャパン)
「モン・ルル」(スタディー)


 木目調や天然素材を巻きつけたウエッジソールは毎年登場する定番となった。巻きつけるヒモや布などの織り方にもバリエーションが出ている。ウエッジソールもファッション性とはき心地を兼ね備えたタイプで、人気は長く継続しそう。
「バッファロー」(ユーロパシフィックジャパン) 「ルートナイン」(ルートナイン)
「ブランコワーレ」(馬里奈)