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特 集 2 売場で使えるディスプレイ 丸伝代表 椎野伝一 クールビズをテーマに靴を訴求する場合、アパレルとのコーディネイトを軸に考えなくてはなりません。靴はファッションスタイルを完結させる1パーツだからです。また、クールビズは商品自体を指すのではなく、スタイリング(着こなし)テーマです。 ビジュアルな演出をプランニングする際、常にどんな着こなしにマッチするのかという視点が必要不可欠になります。ここではアパレルとのコーディネイトをテーマに、誰もが簡単に、効果的にできるクールビズ訴求のアイデアを提案します。 |
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クールビズ・スタイルの定番ともいえる、レザースニーカーを使った提案。 ここで気をつけなければならないのは、あくまでもビジネスシーンではく、ということ。絶対に避けなければならないのは、スポーツスタイルにならないことです。 ここでは3つのタイプの提案を挙げました。 左から、(A)最も一般的な紺のブレザーにグレーのスラックスというスタイル。これには明るい茶系のややカジュアルなスニーカーを。(B)ノータイでのスーツスタイルには、アイレットにハトメがない、またラインなどが入っていない、細身でドレッシーな黒を。(C)涼しげなコットンのジャケットにチノーズのようなカジュアルなスタイルには、白を主体としたクラシックなデザインをコーディネイトします。 テーブルにそれぞれのスタイルを雑誌などから選び、カラーコピーでパネルを作って立て、その前に対応するアイテムをブルーのボックスに乗せます。また、ブルーの布を敷いて、涼しげな演出をすることもポイントです。 |
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クールビズではジャケット&パンツスタイルが中心になり、靴はあくまでもスタイルの一部です。このため、パンツとの相性が靴の訴求ではもっとも重要なポイントになります。 ステージの上にイスを置き、その背もたれにパンツを掛けてバリエーションを見せ、その前にそれぞれにマッチする靴を置きます。 左から、(A)裾に向かって細くなるクラシックなパンツには、コバの貼った、ソールの比較的厚いタイプを。(B)近年流行の兆しのある裾が広いフレアードスラックスには、ソールが薄く、細身のロングノーズタイプを。(C)夏らしいリネンのパンツには、明るい茶系のメッシュタイプを。(D)生成りやベージュのチノーズには、プレピースタイルの定番だったローファーがマッチします。 続きは本誌に |
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