今月の記事・ピックアップ 2007・3
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Top SELLER'S
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Ladies' Shoes 取材時期:1月下旬〜2月上旬

春夏ものが早くも実売につながる
 秋冬のセールを終え、春ものの展開を本格的に始めた各店。秋冬商戦は暖冬の影響で全体的にブーツの動きが鈍く、それに比例して売上げも前年並み、もしくは計画をやや下回る結果となった。一方で12月末から春ものを先行投入し、セール客に対して"見せる"展開を実施。トレンドに敏感な働く女性層を中心に消費意欲を刺激し、1月に入り「春夏の新商品の売上げが秋冬商品を上回る」店舗もあるなど、春夏ものの出足は好調。ラウンド調の丸みを帯びたトウや、光沢感のある素材やパーツが人気だ。


オデット エ オディール日本橋店
(ユナイテッドアローズ)

コレド日本橋2階
 4つのオリジナルブランドを中心に構成する靴のほか、バッグやアクセサリーなど靴以外の服飾雑貨も積極的で、売上げ全体の15〜20%を占める。「インポートを中心にそろえたバッグは、目的買いも多く安定的に売れています」(和田佳珠店長)。セレクトショップで人気の国産バッグ「タンブゥ」も扱う。
今春、注目素材のエナメル。
「ルクサージュ」(オリジナル) \23,000
秋冬はシンプルなジョッキーが売れ筋に。
「オデット エ オディール」(オリジナル) \29,000
ヨーロッパ貴族をほうふつとさせる、クラシックなラグジュアリー感。
「ペピータドロ」(オリジナル) \23,000


クルン ルミネ新宿店(クルン)

ルミネ新宿3階に昨年9月オープン
 神戸・長田の企画卸が運営するオリジナルブランドの直営店。「大半の商品は素材、木型ともにオリジナルで製作し、独自性とはきやすさにこだわっています。たとえば今春夏の新作では中敷にすべて低反発素材を入れ、はき心地をさらに向上させました」(小林桜店長)。
イール(うなぎ)を使った存在感のあるパンプス。
「リニュ」(オリジナル) \36,000
アッパーの素材コンビ。
「クラーピアス」(オリジナル) \22,000
スムースとクロコの型押しの素材コンビ。
「クラーピアス」(オリジナル) \22,000

Ladies' Bag
取材時期:1月下旬〜2月上旬

競合多い立地では集客・差別化対策がカギ
今回は1万円以下の商品を中心にそろえ、来店数が多く回転率の高い3店を取材した。いずれも競合店の多い立地だけに、通行者の目を引くさまざまな工夫を施している。キャプレ表参道店では光沢ある素材の商品を遠目にも見える場所に置き、ラグエル新宿店では商品を豊富なカラーバリエーションで訴求している。サックスバー新宿店は周辺の店に品薄なデザインやパーティーバッグを多数扱い、バッグ専門店らしい特色を出している。


キャプレ 表参道店(SAC)

オリジナルのレディスバッグを扱う2階建て店舗
バッグメーカーの旗艦店。「オープンから1年経ち、客数もリピーターも着実に増えています。表参道の通りから目立つ場所なので、店頭のマルシェ(ワゴン)をアイキャッチとして活用しています」(鈴木美穂店長)。
発色の良いエナメルは幅広い層に人気。
「サック ユニット」(オリジナル) \5,900
ロングセラー商品を売場スタッフの声を生かして改良。
「ロジータリアル」(オリジナル) \6,600
少しだけ見える裏地のゼブラ柄もポイント。
「サックガールズ」(オリジナル) \5,900


サックスバー 新宿店(東京デリカ)

靴や服飾雑貨も扱う。取引先は約10社
駅ビルの新宿ミロードにある。「同じフロアのアパレル各店では無地の合皮バッグを扱っていますので、当店ではプリント柄などを豊富にそろえて差別化します。また客幅の広いパーティーバッグを充実させています」(大竹里美店長)。
シフォン素材が人気。
「カシュカシュ」(アンビリオン) \4,900
おそろいが好評。同タイプの猫プリント柄は早々に完売。
「カシュカシュ」(アンビリオン) バッグ\3,900、ポーチ¥2,500
入荷後すぐに完売するボストン。
「ポーター」(吉田) \20,500

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