今月の記事・ピックアップ 2007・8
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トレンド商業空間 73

壁の前にはアナログのステレオを置く
AKIZ原宿店


  築60年の日本家屋を再生、
木とスチールのコントラストで演出
アパレル小売のニューイングランドは東京・原宿の路面店、AKIZ(アキヅ)原宿店をシューズショップにリニューアルし、運営を靴卸のトークツ・グループ(東京・中央区)に委託した。トークツ・グループは同店をオリジナルブランド「アナザー ムーヴメント リフ」を中心としたメンズシューズショップとして販売を始めている。
表参道から脇道を入ったビルの間に挟まれて建つ店舗は、築60年の2階建ての民家の1階部分をショップにしたもの。むき出しの柱や太い梁など建物の構造はそのままに、造作を靴用に変えている。
店内は踏み石の敷かれた和風なたたずまいを見せるが、壁面に取り付けられたスチール製の陳列棚が対象的な印象を与える。同様に中央にあるレジ周りも、懐かしい感じのするよろい壁風の板張りとスチールのカウンターテーブルが、コントラスを見せている。

続きは本誌に

データベース
リニューアルオープン  07年2月24日
坪数  23坪
扱い商品  靴、Tシャツ、シューケア用品
価格帯 カジュアル¥19,000〜30,000、
           ドレス¥22,000〜30,000
       スニーカー¥15,000〜
住所  東京都渋谷区神宮前6−2−7
柱をそのままに、変化のある壁面棚となっている
柱で囲まれたレジ周り。手前にフットケア用品を置く 一段高くなった入口には藍染の店頭幕が下がる