今月の記事・ピックアップ 2007・8
 HOME > フットウエアプレス >  06年度靴輸入実績
06年度靴輸入実績
 (06年4月〜07年3月通関統計より)
1次革靴は足数横ばい、金額2ケタの伸び
――革カジュアルが伸び、革スポーツは低調
ハイライト
・ 革靴は安定した伸び。伸び率は2次革靴が1次革靴を上回る
・ 円安、製品の値上がりで、革靴の価格は2ケタの伸び
・ 革スポーツは足数、金額ともマイナスで、単価を下げる
・ ゴム・ケミカルは安定した伸びで、さらに単価アップが続く



輸入靴
5億6794万足
革スポーツと非革サンダルがマイナス
 06年度(06年4月〜07年3月)の日本の靴輸入実績(スキー、スパイク靴は除く)は、足数5億6794万足、前年比101%、金額4161億円、同109%。ともに1ケタ台の伸びに留まっている。金額については円安傾向や商品単価の値上がりが影響している。
品目別で見ると、足数で唯一、非革サンダルが前年を下回る結果となった。伸びたのは2次革靴とゴム・ケミカル靴で、それぞれ5%、4%の増加。他は前年並みでプラスに。さらに品目別の細分類で見ると、革スポーツの減少が目立つ。また、革靴の中で唯一、1次の婦人靴が前年割れとなった。
国別では中国が足数で91%のシェアを占め、今期は101%の伸び。上位輸入国で2ケタの伸びを見せた国はベトナム、インドネシア、ミャンマーのASEAN(アセアン)3ヵ国。ベトナムは革靴以外の商品で、インドネシアはゴム・ケミカル靴で大きな伸びを見せた。

品目別などの詳細データは本誌に