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全体傾向 上位50社の総売上高は、3年ぶりにプラス 靴・バッグ両業界の小売、卸、製造(バッグは卸と製造はひとくくり)、関連資材6業種による08年版売上高上位50社(バッグ小売のみ今回35社)計285社の総売上高は2兆2262億1100万円。07年版(290社)に比べて1・0%増でほぼ横ばい。3年ぶりにプラスに転じ、回復の兆しが見え不況のどん底を脱したといえる。 しかし今回は業種別にみると好・不況は一様ではない。靴小売0・9増、靴卸35・4%増、バッグ卸・製造1・6%増、関連資材0・4%増の4業種が増加し、靴製造18・2%減、バッグ小売25・2%減の2業種が減少と業種により明暗を分けたが、一方で前回に比べ、6業種いずれも増収企業数が減収企業数を上回るなどで回復基調に転じたことは確か。特に靴卸の突出した伸びが全体の売上高を押し上げた形だ。・・・ 靴小売 増収企業が増えわずかに回復基調 靴小売50社の売上高合計は5081億6400万円、前回比0.9%増(前回3・1%増)と引き続いて増加。このうち増収企業数は31社(同26社)と5社増えた。また連続増収企業数は19社、2ケタ増収は10社にのぼる。 反対に減収企業数は18社(同19社)で1社減った。増収企業31社のうち、増加率では5%未満が14社、5〜10%未満7社、10%以上が10社。反対に減収率では5%未満が11社、5〜10%未満が3社、10%以上が3社という内訳。今回、大手ではフェラガモジャパン(前回売上高155億円)が非公表で、その分を考慮しても、わずかながら回復基調にあるといえよう。 ↓をクリックするとPDFファイルが見られます。 続き、他業種の詳細データは本誌に |
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