今月の記事・ピックアップ 2008・5
 HOME > フットウエアプレス >  これで、ロングセラー「レッドウイング<ペコスブーツ#8159>」
これで、ロングセラー
「レッドウイング<ペコスブーツ#8159>」(レッド・ウイング・ジャパン)
オーセンティックなワークブーツ

日本で23年の歴史を持ち、
ファンは大学生から団塊まで


 時代にこびない。時代に左右されない。ロングセラー商品には欠かせぬ大きな要素のひとつだが、「レッドウイング」のペコスブーツもそんなロングセラー商品のひとつだ。シリーズ自体は1953年に誕生、日本では前身のミドリインターナショナルが85年に発売を開始し、すでに23年間にわたって売れ続けている。
 
ペコスブーツの名前は、アメリカ中西部に流れるペコス川に由来する。このエリアの農場や牧場で働く人のために開発されたワークブーツである。バックルやシューレースがないシンプルなハーフ丈のプルオン・スタイルは、時代に左右されないデザインで、服装とのコーディネイトの幅も広い。ここ数年、細身デニムが流行しているが、ブーツインではくスタイルは、同ブランドの新規ファンをつかむきっかけにもなっている。

オーセンティックな定番商品は、大学生から上は団塊世代にいたるまで、幅広い年齢層のファンがついていることも強みだ。とくに団塊世代とそのジュニア世代からの支持は厚く、共にアメカジのブームを経験し、そこで育った世代である。個店で最も販売量の多いのは東京・渋谷センター街のアスビー。同店は団塊ジュニア世代がメイン顧客である。

続きは本誌に