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靴・バッグ小売店の減少や物価高などで厳しい市況が続く中、日本各地で好調に売上げを伸ばしている店も点在している。本特集では靴やバッグを主体に扱う7店への取材から、各店の好調の要因や取り組み姿勢などをレポートする。 【ショップ・レポート】
無二byクエルクス 京都三条店(京都・中京区)
バッグなど革製品の小売店を展開するタワーリングクラウド(大阪・北区)は、07年1月に無二byクエルクス京都三条店を開店した。1年半を経た今の売上げ前年比は150%。「当初想定した以上の早さで顧客づくりが進みました」とチーフMDの平野重臣さん(以下コメントは平野さん)。 ![]() 商品は構成比8割のバッグをはじめ靴や革小物やアパレルなどで、「シンプルで上質、トレンドを追いかけない」というコンセプトのもと品ぞろえを行う。バッグは「ボーデッサン」「エムピウ」を主力に「レガロ」「ルッカ ディ ルーチェ」など中心価格3万〜4万円台の革の質感を生かした国産ブランドをそろえる。靴は日本の職人による「ヒロシ キダ」の受注生産品が中心で、メンズ6万円から・レディス4万円からと高額だが品質の良さや希少性でファンが多い。同店全体の客単価は1万5000円、年間販売規模は本誌推定で5000万円前後。 入荷前の予約で購買率高い ![]() 固定客は来店前に電話をしてくることが多く、ほぼ毎日、「15時に○○さん来店」というような"予約"が入っているという。「ゆっくり話したいというお客さまが多く、2〜3時間の滞留は当たり前。半日いる方も少なくありません」。SC内店舗ではここまで仲良くなれない、とも。 ![]() ![]() 続きは本誌に エス・マート(静岡・浜松市)
![]() フットベッドを売りたい エス・マート代表の市川清二さんは25年前、ビルケンシュトックのサンダルと出合った。これを機会に、それまで勤めていたインポートのセレクトショップをやめ、郷里の浜松でビルケンシュトックだけの店を開業した。日本市場ではブランド知名度もない、ドイツ・コンンフォートの独特なラストのサンダルのみで店を始めたが、何の不安もなかったという。アメリカ市場をはじめ、世界各国で日常の生活に浸透している商品として、売れている実績があったからだ。 「靴を売ろうという発想はありませんでした。足を本来の自然な状態に戻すビルケンシュトックのフットベッドを広く知らせたくて店を始めました」(市川さん)。 ![]() 同店ではコンフォトという言葉はとくに使っておらず、また足を優しく包み込むとか、はきごこちがいいよう足底にフィットさせる靴を提供しようという考え方もしていない。売場ではビルケンシュトックの一連の商品群の中から、「クラシックス」の中の<ボストン>から勧める。「かかとが自由に動くことで、歩行時に足指がフットベッドをつかむ「握り運動」ができ、本来の足の機能を取り戻すのに最適」という考え方からだ。他にもスリッパタイプも「あおり歩行」を促すエクササイズサンダルとして、前面に並べている。 ![]() 「100足が最小ロット数だが、ファッション商品のようにシーズンが過ぎれば売れなくなるような商品ではなく、パーツから接着剤まで有機素材を使っているような商品。不良在庫にはなりません」。 続きは本誌に |
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