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アイテム別マーケティング
  子供靴
色への固定観念は希薄化。足の成長をサポートする靴選びが浸透

 子供服の売上げが伸び悩む中、子供靴の動向は決して悪くない。堅調な数字を支えているのは、靴が身体の成長に果たす役割を重視し、足入れの良さを第一に靴を選ぶ保護者や、運動会で早く走りたいという子どもたちの志向だ。4店の現場をレポートする。

取材店
小田急百貨店新宿店 東京・新宿区 コンフォートアルプス 光が丘店  東京・練馬区
ニューステップ ジャスコ南砂町店 東京・江東区シュー・プラザ青梅インター店 東京・青梅市

商 品 傾 向
サックスブルー  
ピンクよりもサックスブルーを好む女児が急増。「女の子=ピンクというお母さん方の先入観も薄れている」(シュープラザ)。ただし「サックス人気が一段落しピンクの人気がやや盛り返してきた」(小田急)と一歩先を行く声も聞かれた。



左右非対称ソール  
運動会のコーナリングに特化した機能を持つアキレスの「瞬足」が絶好調。TVの宣伝効果の大きさを指摘する声も多い。かわいらしさを表現した「瞬足プリティ」の充実で、女児の利用も確実に増加している。




着脱式インソール  
インソールを取り外して子供の足に合わせ、靴の中で足が窮屈ではないか、足入れがいいかどうかをチェックする意識の高い親が急増。人気ブランドはアシックスの「スクスク」。足の健康を考えた靴の定番ブランドだ。


販売動向と各店レポートは本誌に