今月の記事・ピックアップ 2010・6
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 渋谷センター街/ギャル男最新動向
かつての顔グロはどこへ?
ギャル男系にもフェミニン化の流れが浸透


これまでギャル男と言えば、日焼けした顔に、ロックやセクシーを強調した全身黒のコーディネイトが特徴だったが、最近は大きく様変わりしている。どうやらトレードマークだった顔グロをやめ、カワイイを強調したアメカジや、エレガントなドレープなどを取り入れ始めている。
シューズやバッグ傾向にも異変が見られるのでは? と今回は4年ぶりにギャル男にターゲットを設定。渋谷・センター街にて彼らの最新シューズ&バッグ傾向を探ってみた。対象年齢は10代半ば〜20代。(アジアリング/高橋悟史)
 シューズウォッチング アメカジブーツが主流。ショーツとコーディネイト 

ギャル男系の新勢力となるコーディネイトは以下の3つ。ココルルメンズに代表される「渋谷系アメカジ」。サロン系とリンクした「フェミニンモード」。ヤンキースタイルの現代版「悪羅悪羅(オラオラ)」。特に、男女で全く同じ着こなしを提案するカラフルな「渋谷系アメカジ」は夏に向けて全国的に波及しそうだ。
彼らの代表靴「とんがり靴」の割合は4年前の45%から、今回は16%に大幅縮小した。それに代わり大きく台頭してきたのが、エンジニアやアイリッシュセッター等のアメカジブーツ。しかしレッドウィングの比率は低く、くしゅくしゅアッパーや、サイドジッパーの付いた値ごろ商品が多い。アメカジブーツは様々なギャル男の着こなしとも相性が良く、上記の渋谷系アメカジではショーツにエンジニアブーツを合わせるのが大人気。

 ドレスシューズ/より大人風な着こなしも見られる    カジュアル短靴/「とんがり靴」はやや控え目に    ブーツ/ヒップホップと「悪羅悪羅(オラオラ)」は客層がリンクする
         
 ブーツ/ティンバーランドのブーツは様々な着こなしで見られる    ブーツ/ドレープを取り入れたフェミニンモード   ブーツ/渋谷系アメカジではショーツにエンジニアを合わせる 
         
 ブーツ/サロンボーイとギャル男の境界線が無くなってきた    ブーツ/フェミニン色の強い着こなし。くしゅくしゅアッパーのブーツがポイント   スニーカー/スニーカーの合わせ方、色傾向にも変化が見られる 
         
 スニーカー/ココルルメンズは全身派手な配色を提案        

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