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機能かデザインか 求められる要素がより明確に まれにみる酷暑で、スニーカー商戦はやや苦戦を強いられたが、明るい材料もある。引き締め効果が期待できるトーニングシューズの台頭だ。それぞれ微妙に特徴や機能が異なるブランドが出揃って、さらに市場を牽引しそう。ジャケットにもあわせやすい、上品かつシンプルなスニーカーやアウトドアシューズ風スニーカーも期待商材。機能を求めるのか、コーディネートしやすさを求めるのか、消費者のニーズが明確になってきた(ジャーナリスト/三田村蕗子) ■取材店 オッシュマンズ 原宿店 スーパースポーツゼビオ ららぽーと豊洲店 ナトゥーラ ららぽーと豊洲店 シューズショップメキシコ 武蔵小山店 山男フットギア ショップA 【売場レポート】
総合スポーツショップチェーンの都心型店舗。原宿駅前という立地柄、トレンド志向型の客が多い。中心価格は9000円。 売り場の「顔」といえるのがニューバランス。豊富なラインナップを誇り、別注品や限定商品にも力を注ぐ。人とは違うモノがほしいという客のニーズに応えるため、ユービックやCHROMEといった希少価値の高いブランドも導入。「ここに来ればあのブランドが手に入る」という評価を得ている。 最近の傾向としては、アウトドア風のスニーカーの躍進が目立つ。「実際には山には登れないが人気は高い。スニーカーを食う可能性もある」(トレーニング担当・青木泰裕さん) WEBサイト
総合スポーツチェーンの大型SC内店舗。700坪の売場面積中、スニーカー売場は約100坪弱。中心価格は5000〜9000円。 アディダス、ナイキ、ニューバランスなどメジャーなブランドはほぼ網羅している。最近落ち込みがちだったレディスの売上げを大きく押し上げているのが、リーボックのイージートーンやスケッチャーズのシェイプアップスといったトーニングシューズのカテゴリー。 メンズでは、屈曲性の高さと足に吸い付くような感覚を備えたアディダスの“フルイドトレーナー”が好調。「スニーカーをはくなら何らかの機能がほしいというお客様が多い」(シューズ担当の伊藤友香さん)。 WEBサイト
続きはFWP本誌に |
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