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 売場の三つ星ブランド
 本誌が売場取材を行う中、1〜2ヵ月の間に数店舗で「好調」「注目」として名前の挙がった靴ブランドを、ジャンルを問わず隔月で紹介する。

 ネイティブ  

(ユーロパシフィックジャパン)


新ジャンルを開拓したEVA素材のスニーカー。
--- 水陸両用の機能性とファッション性で人気沸騰


 EVA素材を使い、スニーカーの新境地を切りひらいた米国生まれの「ネイティブ」が快進撃を続けている。コンセプトは「NY BODY ANY WHERE ANY TIME」(「誰でも、どこでも、いつでも」というような意味)。日本には、2010年SSからユーロパシフィックジャパンが総代理店として扱いを開始。当初、投入したのは定番のコラド、ミラー、ジェファーソンの3つのシリーズ(計25SKU)だ。 「ネイティブを最初に見たのは昨年2月。『こんなに面白いスニーカーがある』と衝撃を受けました。展示会を開くとバイヤーからも評価が高い。ある程度売れるだろうとは予想していましたが、反響は予想以上。毎シーズンの伸び率は120〜130%。今期もこの勢いが続きそうです」(インポート事業部営業)  人気の要因として挙げられるのは、EVA素材の持ち味を生かした水陸両用のはきやすさと、ビビッドなカラーリング、そしてシンプルなデザインだ。存在感は抜群だが、「コンバース」のオールスターや「クラークス」のワラビーなど、スニーカーの古典ともいえるシルエットを採用し、デザイン自体は奇をてらっていない。洋服にあわせやすく、1万円を切る値ごろ感ある価格も魅力的だ。 「これまで、メンズのレインブーツはこれといったものがなかった。そこにうまくはまったこともあるでしょう」(鈴木氏)  EVA素材の靴としてはクロックスが先行しているが、ファッション性が高いネイティブとは市場がクロスしていない。ネイティブは独自路線を確立した。
  フィッツシモンズ ¥8,400

   
 ジェリコ ¥5,400  ホワード ¥5,600
   

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