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特集 
今売れているモノ、 夏に売りたいモノ
3月に発生した東日本大震災では、東北地方はもとより、関東地方の売場にも大きな影響を及ぼした。震災後の売上げ状況と商品動向、電力不足で節電が予想される夏場の商品展開について、関東地区はじめ各地の売場に聞いた。あわせて夏場の商品計画を考えた。

売場レポート
 ノースブルック 横浜ビブレ店(アイウォーク)
10〜20代は普段通りの買い方。4月は前年同月比20%増 

 横浜駅近くのFB、ビブレ2階に立地するフルライン店。3月の売上げは前年同月比で10%下回った。震災後1〜2週間ほど続いた計画停電により、電車の本数減少や不通で客数が減ったためだ。
ただ、交通機関が正常化するとほどなく客足は回復。4月に入ると、3月5日に行ったビブレ全館改装の効果が表れ始め前年よりも客数が増加し、売上げは前年より約20%伸びた。雨天が続いたゴールデンウィークも前年並みを確保した。「中心客層の10〜20代は男女とも普段通りの買い方。買い控えなど心理的な影響はありません」(三船洋太店長)。


ストーム付き高寸が好評
 売上げ全体の半分を占めるレディスの売れ筋はオックスフォード、ローファーパンプス、グラディエーターサンダル。キャメルやダークブラウンなど茶系のナチュラルカラーが好まれる一方、赤やピンクの発色の良い色も動く。「グラディエーターは昨年よりも早いペースの売れ行き。美脚効果を意識して、厚いストームがついた10p程度の高寸ヒールが人気です」。
     
 ラフィア素材を巻いた涼やかなサンダルが売れ始める。
「クリピエ」\3,800


  グラディエーターの動き出しが早い。「クリピエ」\6,900 
     
 ラメ入りのキャンバス素材が新鮮。「ヒュンメル」\7,000    ワークテイストは根強い人気。「レッドウィング」\26,000

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