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 HOME > フットウエアプレス >  第44回ISF“足の美と健康”を提案、高い専門性で盛り上がる 
ウェルネスとファッションの国際靴・雑貨見本市「第44回ISF」が4月11〜13日、東京・池袋サンシャインシティ文化会館で開催された。
出展社数は140社(国内67社、海外73社)。海外のグループ出展はドイツ13社、中国36社、台湾17社。このほか海外からはフランス、バングラデシュ、パキスタンからの出展があった。
2フロアの会場は靴を主力に、インソールやソックスなど足の美と健康を提案する雑貨が豊富に展示されたほか、ウェルネス関連のイベントが多数行われた。
今回の目玉の一つは、シューフィッターを養成、認定するFHA(足と靴と健康協議会)との初のコラボレーションで、シューフィッターと子供靴″にスポットを当てた各種イベント。FHAが3年前からスタートしている幼児・子供シューフィッター″養成講座の狙いや講座内容を説明したほか、子供の足の成長過程やインソールの役割を解説した。さらに幼児・子供シューフィッター″の資格を取得し、売場に立つ店長の体験も報告された。
シューフィッターの資格取得やその活かし方のプレゼンでは、コンフォート専門店だけでなく、異業種や一般消費者の参加もあり、新たな動きとして注目される。
恒例の実演では、「日本人の体形に合ったウォーキング」「足の障害と正しい靴選び」などは行い、実演ステージは満席となった。