今月の記事・ピックアップ 2012・6
 HOME > フットウエアプレス >  MICAMが提案する12秋冬商品
 レディス・エレガンス

クラシックな中に、ボリューム感のあるエレガントを


クラシック(過去)の余韻を残しながら、都会的で洗練されたエレガント(現代)がミックスされ進化している。シルエットはボリューム感があるアーモンドトゥやラウンドトゥが中心で、やや細身のハイヒールやセットバックヒールを合わせる。

セクシーパンク

シンプルな定番デザインを“ロック”より、さらにハードでリュクス(ぜい沢)で“セクシー”なディティール表現。ニードル(針)のようなスタッズやラインストーンなどのコンビネーションで刺激的に。


モッズアレンジ

“ブラック”“グレー”に“オレンジ”や“ネイビー”などのカラーブロッキング。80年代イギリスのモッズファッションからインスピレーションを受けたスタイルで、エレガントでもカジュアルな要素をトッピング。


リュクスマテリアル

スタイル自体の変化が乏しい今、クロコダイルやアリゲーター、リザードなどエキゾチックレザーやシャイニー加工、アニマル柄など、素材でインパクトと高級感を演出するアプローチが目立つ。(参考写真 5, 6)



フリンジブーツ

ここ数年、カジュアルカテゴリーで大きくクローズアップされた“フリンジディティール”がエレガントにあしらわれる。シンプルをベースに優雅な印象を与えたり、バイカラーで強い印象を与えたり。 



レディス・カジュアル

エレガントな要素を取り込み、目新しいアイテムを提案

ここ数シーズン続いたカジュアルトレンドから、リアルクローズはエレガンスの要素を加えながら、スタイリングの新たな局面を迎える。目新しいアイテム、シルエットの面白さ、素材使いの工夫など、“お客様の下駄箱にない一足”をどう提案するかが鍵となる。

プラットフォームブーツ

2012春夏、ステージに登場したシルエットが、秋冬アイテムとして進化を遂げる。底周りのボリューム感は今シーズンも引き続き必要な要素だが、このブーツスタイルは現段階ではトレンドに敏感なファッショニスタ用のアイテムになりそう。


ブリティッシュスリッパ

欧米の主要見本市では、バレエシューズに代わるデイリーカジュアル・アイテムとして十分に期待されている。日本でどこまでオーバーエイジで受け入れられるかが、今後の拡がりを左右する。


ウェスタンスタイル

ここ数シーズン続いたブリティッシュ系カジュアルからの反動で、アメカジをベースにしたラフなカジュアルスタイルが戻ってきた。ショートのウェスタンブーツや編上げのワークブーツ等に注目が集まる。


スポーティータウン

インヒールや厚底のタウンスポーツは、これまでのスポーツテイストのものから、ブーツ丈、ファーやボアなどを用いたよりタウン性、カジュアル性が強いものへと変化していく。




メンズ

ビンテージ、フェミニンなど多彩なテイストで提案

メンズのカテゴリーにおいても、傷や汚しを多用したビンテージテイストや、金属のディティールやハ虫類マテリアルのフェミニンテイストのシューズから、オーセンティック(正統)な印象でありながら、現代風のテイストをミックスしたアイテムが復活。


ハイキングブーツ

タウンでのアウトドアファッションを完成させるアイテムとして、ボリューム感のあるハイキングブーツが再注目されている。ファッションアイテムでありながら、タフな環境にも対応できるスペックをプラスして。



ドレッシーなカントリーブーツ

トラディショナルファッションの定番であるカントリーブーツも、キレイ目スタイリングに合わせて、やや細身のシルエットと艶のある素材で、重厚感の中にもドレッシーな印象を与える。