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11年度靴輸入実績

足数は2次革靴のみ伸びる

特恵国は伸ばし、中国はすべての品目で前期割れ





  

6億1400万足 

日本の靴輸入足数は6億1400万足。前期よりも2%ほど下がっている。金額はおよそ4000億円。円高が続く中で、金額は2%ほど増えており、1品単価は上がっている。
日本の国内の生産量は約7100万足であり、輸入靴のシェアは90%弱となる。
品目別で見ると、今期、数量で伸びたのは2次革靴と革スリッパのみ。2次革靴も紳士靴は前期割れで、婦人靴とその他のカジュアル靴が増えている。金額はゴム・ケミカルと非革サンダルのほか、革スポーツを除いて増えている。



 革靴 

2600万足 

1次、2次革靴に革スリッパを加えた革靴の輸入足数は2698万足、前期比1・7%増。金額902億円、同8・4%増となった。足数の伸びは2次革靴によるもので、特恵国やEPA発効国からの輸入足数が増えており、2次革靴が400万足弱上回る。
金額の伸び率も2次革靴が最も高く、特に今期は婦人、カジュアル靴の伸びが2ケタと高かった。
一品平均単価は、1次革靴が4550円、2次革靴が2460円で、2倍弱の差がある。



その他データはFWP本誌に