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 14年春夏はリュックなどのスポーティーアイテムがいっそう注目を集めそうだが、女性らしさとカラフルさは欠かせない。さまざまな素材やテクニックで軽量感が表現されるシーズンになりそうだ。



13年からすでにスポーティーなアイテムが盛り上がっているが、14年にかけては特に「リュック」が期待できる。デイパックのようなアウトドアフォルムではなく、A4が入るスクエア型、小さめサイズ、細手ひものエレガントなシルエットなどが特徴。2ウエイ、3ウエイでショルダーになるものも多い。
またスポーティー感覚には欠かせない、カラフルなナイロン素材や、ごく薄く漉いたレザーなど軽量感ある素材にも注目。プリントやキルティング加工で女性らしさを出す。








13年から注目されていたクラッチは、来春夏も引き続いて期待できる。デザインバリエーションやカラーリングが増え、春のオケージョンに合わせたシーン提案がなされるなど広がりが出てきた。
また、財布とクラッチの中間的なアイテムが存在感を増している。スマートフォンが入るスペースを設けたり、取り外しできるタッセルやショルダーをつけるなど機能性も充実したものを提案したい。




12年から引き続き、ブライト系やビビッド系の明るいカラーが目立つシーズンとなる。単色ではなく、マルチカラーのストライプ、アニマル柄とのコンビ、ワールドカップやオリンピックを意識した国旗カラーなど、ポップな色がそろう。




光沢感は春には不可欠の素材感。14年春夏シーズンはゴールドやエナメルに、シワ加工やクラッキング加工などをプラスした素材感が注目。
アクセサリー感覚の大きなビジューをつけるディテールも登場。大粒から小粒までさまざまなバリエーションがそろう。




アニマルに続いて年間定番になってきた迷彩柄。来シーズンもレディスでは人気柄に浮上しそうだ。マニッシュなイメージだが、大きなリボンや赤いレザーの付属など女性らしいディテールを加える。迷彩以外にもペイズリーやバンダナ柄といった、定番のクラシック柄も浮上している。甘すぎないユニセックス感がポイント。