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足の美と健康の国際靴見本市「第48回ISF」が3月25〜27日まで、東京・浅草の都立産業貿易センター台東館で開催された。
今回の出展社数は103社。国内54社、海外49社を数え、海外からは7ヵ国から参加した。海外のグループ出展はドイツ13社、中国14社、台湾7社。この他オーストラリア、ベトナム、バングラデシュからも出展があった
来場者数は、3日間で合計4123人を数え、活発な商談の場となった。業種・業態別の構成比は小売37%、卸・メーカー44%、その他19%となった。
今回のISFでは、特集企画として「クリエイター」「カテゴリー提案(室内ばき)」「子供の足と靴」が提案された。
「クリエイター」ゾーンには、台東区と墨田区で活躍する革靴・革製品・ファッション雑貨クリエイター13人が参加し、個性的でぬくもりのあるモノづくりを実演で披露した。またワークショップも行われ、来場者の関心を集めた。
「カテゴリー提案」では、革のスリッパとルームシューズを取り上げ、3人のクリエイター・職人が、付加価値の高い室内ばきを展示、制作実演した。
コンフォートをテーマとした「子供の足と靴」では、子供の足を守る靴教育≠ニ足育と浮き指対策≠ェセミナーで取り上げられたほか、実演、ミニ・トーク、体験コーナーを設け、足のチェックやケア、正しい靴の選び方などを指導した。会期中、体験コーナーには連日、親子連れの来場があった。
このほか、浅草の靴メーカーや若手クリエイターの工房を回る「浅草靴産地・見学ツアー」も実施され、バイヤーやクリエイターを目指す人たちがツアー参加した。また、10月24〜26日に開催される浅草エリアのモノづくりの祭典「エーラウンド2014」の説明会も行われるなど産地活性化に向けた企画が連日行われ、若い退場者の姿が目立った。
次回は2014年9月24〜26日、東京・池袋サンシャインシティ文化会館で行われる。