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14年度靴輸入実績(2014年4月〜15年3月の輸入通関統計から集計)
1次、2次革靴が足数、金額とも前年割れ

スポーツは革、非革スポーツとも好調な伸び


    6億5500万足

日本の靴輸入足数は6億5500万足、前期比99%の微減となり、これまで10年以降の伸びが止まる結果となった。金額はおよそ6059億円、前期比7%増となり、前期と比べて低い伸び率となった。
6100万足ほどの国内靴生産量に対して、輸入靴のシェアは91%ほどで、円安が進行する中でも依然、靴の海外依存は9割を超えている。
品目別に伸び率を見ると、数量では前期は2ケタの伸びを見せていた2次革靴が2ケタの減少で、紳士靴を除いてマイナスとなった。1次革靴も前期比2ケタの減少で、4年連続でマイナスとなった。
一方、前期を上回ったのはスポーツ靴とキャンバス靴のみで、スニーカーブームを反映して、革スポーツは2ケタの伸びを見せた。ゴム・ケミカル靴と非革サンダルは前期に続いてマイナスとなった。
金額については革靴と非革サンダルがマイナスで、足数でマイナスとなったゴム・ケミカル靴は、金額では9%増となり、1品単価は上がっている。

その他のデータはFWP本誌に