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70年代フォークロアの雰囲気が戻ってくるシーズン。巾着型やフリンジ系などはこの秋に本格的に拡大しそう。またサイズ感がさらに小型化。ミニミニサイズを楽しむという流れになり、“身軽がおしゃれ”の時代が到来。かたや、久しぶりにモコモコした“ファー&ムートン”など毛足ものが復活する兆しだ。 ◆フォークロア系のテイストが春夏から継続。特にフリンジ使いはさらに拡大の兆し。ボディは小ぶりだがフリンジはより長くなって、コーディネイトを印象づける。 ◆70年代に欠かせない巾着型も、ショルダーやナップサック風などさまざまなバリエーションに変化して続く。アパレルに使われるようなトライバル柄も登場している。 ◆季節素材はここ数シーズン不調と言われてきたが、久しぶりにボリューミーなファーやムートンといった“もこもこ素材”が復活。トリミング的にあしらったり、カラフルに色分けするなど今までにない、アクセサリー感覚で遊べる要素が不可欠。 ◆温もり感あるウール、毛足の短めなハラコ調も同時に注目される。目立つ存在ではないが、大人っぽく秋冬素材を楽しめるものとして、定番的な素材になってきた。 ◆原皮の価格が高止まりしている中で、付加価値のある“ノンレザー素材”のバリエーションが拡大している。ナイロン、PVCなど加工をほどこし、さらにプリントするなど、革とは違う価値観を提案するものが増えた。 ◆ナイロンとはいえスポーティーなバッグやリュックだけでなく、革とのコンビで、タウンで持っても映えるエレガントなデザインやフォルムが不可欠。 ◆今年は「身軽がおしゃれ」とでも言えるほどの、ミニミニバッグ、ミニミニショルダーが浮上している。「ハーフムーン型」と呼ばれる半月状のかぶせタイプや、ボックス型のチェーンショルダーなども、すべて最小限のアイテムしか入らない極小サイズだ。 ◆スマホなどデジタルデバイスの利用で、以前よりも荷物がぐっと減ったこともあり、小さ目のバッグでも困らなくなっている。アクセサリー感覚で身に付けるバッグが新鮮だ。 ◆迷彩柄はここ数シーズン定着しているが、今年は迷彩のみならず「カーキ色」が注目されている。服でもカーキ、黒、グレーなど渋めをベースに、ダークオレンジやレッドなどと共に“馴染ませる”コーディネイトが浮上。 ◆将校風なジャケットディテールをバッグに取り入れたものや、アメリカンな大きなロゴ入り、迷彩柄の秋冬らしい素材使いなど、ミリタリーもさまざまな表現方法が広がっている。 <掲載商品問い合わせ>
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