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![]() 卑弥呼がファンド運営会社傘下の企業に買収されてから1年。7月下旬、2017〜18年秋冬商品の展示会が開催された。これまでのブランドを一新し、新シリーズの展開も含め、新たなラインアップで新シーズンを迎える。その状況を、辻野憲一取締役に聞いた。 幅広い価格帯で、幅広い客層を取り込む――新体制となって、1年が経過しました。経営建て直しの状況と新しい施策について教えてください。![]() 具体的には従来の漢字表記の「卑弥呼」「エレガンス卑弥呼」「water massage(ウォーターマッサージ)」を、それぞれ「On Bleue(オン ブルー)」「On Rouge(オン ルージュ)」「water massage(ウォーターマッサージ)」とし、さらに「ON MUSTA(オン ムスタ)」「ON SEPIA(オン セピア)」「on amari(オン アマリ)」の3シリーズを追加しました。それぞれにシンボリックなカラーを置いたのは、各シリーズをイメージするときにカラーが世界観を表現しやすかったのと、色でブランドイメージを意識させると、モノづくりにブレがないからです。また、若者など幅広い層に浸透させる狙いもあります。 ――生産体制、調達先の変更などの見直しは。 辻野 基本的にメーカーに依頼して製造するため、これまでは素材の手配もメーカーにお任せしていました。しかし、日本でつくられてない素材は、海外から輸入しなくては手に入りませんし、時間もかかります。そこで、われわれが材料をストックし、メーカー側に供給していくことに体制を変えました。カーフやモールドソールなど、入手に時間がかかるが、量を持つことでコストカットできるものについては、取り組んでいく考えです。 生産では、納期をいかに短縮していくかに取り組んでいます。主要の発注メーカーについては年間計画を共有し、端境期に生産をお願いするなどお互いにメリットのある方法を取りたいです。たとえば、年間を通して売れるブラックパンプスは、年一回足入れや部材などを見直しますが、在庫を積んでも問題はない。その辺を、端境期の生産に持っていきます。 Eコマース専用商品やトータル雑貨の提案も![]() ――店舗展開については。 辻野 ブランドイメージを訴求できるVMDを目指し、ディストリビューターを置いて物流を変えていきます。現在は約50店舗で、ほとんどがブランドミックス。館の要請でエレガンス系のみというところもあります。しかし、小型店舗に複数ブランドを入れるのは難しい。各シリーズの世界観を崩さないことを前提に、柔軟に考えて、ブランドミックスを行っていきたいと考えています。ショップマスター店、パートナー店の他、卸については、これまで通りの取り組みです。 ――レイン関連の新シリーズも立ち上げを予定しているとのこと。 辻野 卑弥呼は百貨店を中心に展開していましたが、より多くのお客様に認知してもらうため、これまでより買い易い価格帯で気軽に履けてコーディネイトできるブランドを、駅ナカやSCに出したいと思いました。「卑弥呼RAIN(レイン)(仮称)」は、単独の展開で早ければ年内くらいにポップ・アップ・ストアで商品を見せ、来年春頃から実店舗やECで展開できればと考えています。レインブーツ、パンプスのほかにレインウエアや傘も合わせてトータルコーディネイトできるようになっています。 モノづくりに関しても、これまでよりも低価格なもの、カジュアルにはけるものをつくること、これまでよりハイクラスなものをつくることの2つを考えています。卑弥呼レインはカジュアルラインで価格は1や万円前後、オン ムスタ、オン セピアはハイクラスラインで3万円台となっています。また、オン アマリはEコマース専用のシリーズとして、個性的なものづくりをしていきます。 卑弥呼 東京都渋谷区神宮前6−17−10原宿アールビル TEL:03−5485−3711 |
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