
出展社が5%増え、併催のシマックも盛況
第94回リネアペッレは、ミカム・ミペル展翌週の2月20日から3日間の日程で、伊・ミラノのローフィエラで開催された。
出展社は前年同期比5%増の1254社(イタリア799社、インターナショナル455社)、4万7000uのスペースに45ヵ国の出展社が2019年春夏マテリアルを発表した。
会期中は109ヵ国から、前年同期並みの2万人以上の来場数を数え、シマック・タンニング・テックとの相乗効果で盛況となった。国別に見ると、今回はフランスからの来場者が6%増加、一方で中国からの来場者は春節祭の影響で減少した。
レザーやノンレザーを提案するブースは、既存クライアントとの商談が安定している中、ラバーソールのブースは活発な商談が行われ、スニーカーブームが依然、根強いことを印象づけた。
ラグジュラリーブランドや、世界的なファッションブランドのデザイナーも来場するなど、見本市は注目されており、展示内容のレベルは高く、最終日まで熱心に商談する光景が見かけられた。


ペールカラーで表現、個性化するスエード
アクアブルー、ミントグリーン、ライラック、透明感のあるペールカラーや優しい色合いのナチュラウカラーが提案された今回のコレクション。
「靴用はシャイニーレザーが人気」とボナウド社が語るように、エレガンス系を得意とするタンナーでは、ラメ、ラミネート加工などシャイニーレザーが定番化している。
機能性を含んだレザー、カラーリングを表現しやすいスエードは、様々な加工や仕上げで、個性的な素材が提案されている。

人気はカラフルストライプ、ジャガード
シーズンレスになったファーは継続、春夏らしいモチーフのストライプはカラーや素材コンビでカラフルな形で提案されている。
シャイニー感のあるプリーツやジャガードも人気だ。

オリジナル性をさらに高める
ラバーソールが人気の中で、「Lactae Hevea」ソールは、スリップ防止の3Dデザインソールを新しく提案している。
「Vibram」ソールでは「ファッション系はアスレチックソール、登山靴はファッションソール」と傾向を語っている。
「Monti」では、ハンドメイドペイント、パールやスワロフスキーを採用したオリジナル性のあるヒールを提案している。

14.ソール部のデザインは大きさを変えられる(Reltex Lactae Hevea Soles)
15.アスレチックソールを採用したファッションスニーカー(Vbram)
16.フラワーモチーフをハンドメイドでペイント(Monti)
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