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2019年春夏レザートレンド

ビビッドカラーのパンチングや箔押し加工

2019年春夏は、ブルー、黄色、オレンジ、グリーン、ピンクなどビビッドなカラーがトレンドとなっている。革の加工ではパンチングや箔押しなどが引き続き多い。年間素材となってきたスエード、ベロアは、そのままの風合いやカラフルな風合いを生かしたもののほか、星の形の型押しやパンチングしたもののほか、ベロアにクッション材を貼ってパッド上にしたもの、スエードに柄の箔押しを散らしたものなどの加工が施されている。
 光り素材も数多く、シルバーやゴールド、メタリックカラーで、表面に地模様などを施していたり、アンティーク加工の箔を貼ったりしたものなど変化に富んだものも目立つ。また、エナメルもカラーバリエーションを見せている。
 一方で、ベジタブルレザーやしぼが目立つものなど、革本来のイメージを感じさせるものも多数登場している。
●取材企業(吉比産業、新二幸、富田興業、ミツワ産業)