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靴・バッグ市場、これが売れた!
  

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  東【靴部門】
       
   超厚底  「はく」というより「乗る」といった表現がぴったり。転倒事故も増えたという。しかしそんなことはギャルにはお構いなしだった。  
   ワークアレンジブーツ  以前コケたペコス風ブーツがリベンジを果たした。ワークブーツをフォークロアにかわいくアレンジしたのがよかったようだ。  
   Xスポーツスニーカー  オリンピックを来年に控え、にわかにスニーカーが盛り上がって来た。やはりオリンピックとスニーカーには深い因果関係が?  
   モック風シューズ  代表格はメレルのジャングルモック。このタイプがメンズ、レディスとも大ヒット。ドローストロング使いが他でも増えた。  
   スムースストレッチブーツ  ストレッチはスムースで復活した。ストレッチ素材は90年代を代表する靴のディテールかもしれない。  
   白カジュアル  春の大ヒットカラー。ヒットしすぎて忘れてしまった人が多いと思うが、今年は男女ともに白がなければ春夏は語れなかった。  
   バッファロー&スケッチャーズ  超厚底アバンギャルドスニーカー。SPPEDやビジュアル系バンドがバッファローを愛用。これでヒットしないはずがないでしょ。  
   ビルケンシュトック  ラムゼスは昨年に引き続きヒット。そしてシューズタイプも。ビルケンはコピー商品の嵐の中を一人悠然と行くといった風格だ。  
   ハラコ使い  夏〜初秋のヒットディテール。ハラコを使ったミュールがヒット。季節感の喪失はこんなところにも。  
   スリッパシューズ  いわゆるカカトなしシューズとカカト踏み潰しシューズの総称。しかしこのネーミングはなんとかならないだろうか。  
   面ファスナーカジュアル  モードが失墜気味の中でひとり生き残った感がある面ファスナーカジュアル。ベージュ起毛、白底という点がポイント。  
   モールド底のブーツ  プラダが出したモールドソールは、シューズではデザインが主張しすぎてイマイチだったが、ブーツでは面目躍如。  
   ナチュラルサンダル  夏の定番、ナチュラルサンダル。今年はラフィア、ウッド、コルクなどを使った超厚底が主流となった。  
   モード系線サンダル  夏の定番となった線サンダルだが、今年は細い革ヒモの多数使いではなく、よりシンプルでミニマムなのが特徴。  
       
 
       



  西【バッグ部門】
       
   ファー素材  アザラシ、ラビット、プードル風と毛足がどんどん長くなってフワフワ、モコモコ感がアップ。残暑の頃から売れた。  
   ホルスタイン柄  ファー素材の中でも突出した人気なのがホルスタイン柄。ヒョウの次は牛だった。なぜ牛なのか。流行に理由を求めてはいけない。  
   カゴバッグ  春夏は横綱級の活躍だった。梅春から9月の残暑時期まで売れ続け、お店の人もウンザリ気味。  
   ヴィトンのヴェルニ  ヴィトンが出したヴェルニ・シリーズ。西洋の伝統に裏付けられたブランドには滅法弱いニッポン女性、買うにきまっています。  
   アウトドアスポーツバッグ  スニーカーが復活すると、それに連動してアウトドアスポーツ系のバッグも動き出す。今年の目玉はチャリ、(自転車)バッグ。  
   ビニールバッグ  内装をカラフルな布帛にしたビニールバッグタイプが初夏から動きはじめた。来年のボリュームアイテムとして期待。  
   バゲット型バッグ  フェンディがバケットを出して話題騒然。当然コピーも続々登場。このためエレガンス系ではセミショルダー型が主流に。  
   スムースレザー系  そろそろ革の復活が期待されていたが、ヌメ革などを中心に動き出した。革本来の良さが分かるスムースレザーのバッグがヒット。  
   麻、帆布、ヘンプ  通年素材になってしまったこれら自然素材だが、今期の特徴はきれいめ仕上げ。新顔としてヘンプも登場して話題となった。  
   ウール&ニットバッグ  夏のニットバッグはギャル系のコたちに受けた。クタっとしたボンサックやリュックのチープ感がいかにもギャル向け。  
   クレージュ  これもギャル系限定アイテム。パステルカラーのしわエナメルバッグがいきなりブレイク。他にないキッチュな素材感がポイント。  
   アクセサリーバッグ  マチがなく、何にもはいらないポシェットをアクセサリーバッグと名付けた。この手のタイプが男女問わずストリートで増殖した。  
   リバーシブルバッグ  リバーシブルになるボンディングトートが陰ながらヒット。カラーが選べて価格も手頃なら売れないわけがない。  
   ボディーバッグ  雑誌などでも大きく取り上げられ大期待のボディーバッグだったが、得意技は「肩透かし」だった。少しは売れたけど。